アネゴビアの泉
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エジプトで七つ子誕生
エジプトで七つ子誕生

2008年08月16日
エジプト北部沿岸の港町アレクサンドリアで27歳の女性が七つ子を出産した。
母親は輸血を受けたものの、容体は安定している。
七つ子は男児4人と女児3人。
体重は1.45〜2.8kgで、現在は未熟児への特別対応部門を持つ病院4カ所の保育器に移されている。
母子ともに健康だと、家族、入院先の病院関係者が明らかにした。

担当医師は母親が腎臓を圧迫されていることを踏まえ、
妊娠8カ月を経過した時点で帝王切開を決めた。
母親にはすでに3人の娘がおり、息子欲しさに排卵誘発剤を使っていた。

親族は七つ子妊娠を知って中絶も検討したものの、以下のように述べた。
「宗教上禁止されているので神の意思に従った」
エジプト保健当局者は七つ子にミルクとおむつを2年間無料で提供すると発表した。


アネコメ:
あいやー、めでたいですな。
これで子供が一気に10人になりました…。

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進行性骨化性線維異形成症
進行性骨化性線維異形成症

FOP(Fibrodysplasia Ossificans Progressiva)という難病をご存知だろうか。
日本では進行性骨化性線維異形成症(しんこうせいこっかせいせんいいけいせいしょう)と言われる。
結合組織に発生する非常に稀な遺伝子疾患である。
2007年3月12日に厚生労働省の第四回特定疾患対策懇談会が開かれた。
『子供のころから発症して死に至る可能性がある』
という、新たな認定としては約四年振りに国指定の難病として認定することを決めた。

FOPは身体の矯正メカニズムが線維性組織に起こす難病である。
骨組織に変化して硬化した筋肉や腱、靭帯に発生する。
FOPが発症すると関節を定位置に、永久的に固定されてしまう。
現在その増殖組織は外科手術で治療することは不可能である。
手術をしても別の場所で骨組織が増殖してしまう。

数十年かけて骨組織が増殖して関節が動かなくなってしまう。
その結果筋肉を伸ばすことができなくなり、歩くことができなくなる。
そして食事ができなくなり、最終的には呼吸さえできなくなってしまう。
この疾患は骨化することで内部組織を押しつぶし、死に至らしめることになる。
症状の進行速度は約30歳までに身体を動かすことができなくなり、40歳以上生存することが非常に難しい。
現在では不治の病とされている。

進行性骨化性線維異形成症の症状が出る子供は短く大きな爪先で、生まれつきの外反母趾。
最初の症状は約10歳〜20歳に起こる。
腫瘍状の塊が一夜で発生することが多い。
この症状はガンと誤診されることがあり、医師は生検を行う場合がある。
しかし結果として症状を進行させる原因となってしまう。

現代において最も著名なFOP患者は、1933年12月にフィラデルフィアで生まれた、
ハリー=ライモンド=イーストラック=ジュニアである。
ハリーは10歳で発症して、40歳の誕生日を迎える一週間前の1973年に肺炎で亡くなっている。
彼の身体は完全に骨化しており、わずかに唇を動かすことしかできなかった。

彼は死の直前に自身の身体を医学の発展のために提供すると言い、
そしてこのほとんど知られていなかった難病を治療するために役立つことを望んだ。
これによってハリーは世に知られることになった。
現在はハリーの望み通り、彼の骨格はフィラデルフィア医科大学内のムッター博物館に保存されている。
彼はFOP研究に貴重な資料を提供した。

↓ハリーの骨格
FOP


アネコメ:
何とも厄介な難病を見つけてしまいました。
1800年代以降『石化』と医学文献には表現されていたが、ごく最近になってFOPと呼ばれるようになった。
発症すると根本的な治療法はないそうです。
ただ将来的な遺伝子治療の可能性はありえる、という。

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男が妊娠!?
男が妊娠!?

1999年のお話。
インド・ナグプール(Nagpur)に住む男性バガット(Bhagat)さんが救急病院に担ぎ込まれた。
腹部が異常に膨らんでおり、妊娠しているかのようだった。
もしくは餓鬼(腹が大きく喉が細い、いつも飢えと渇きで苦しんでいる亡者)のようだった。

担当したメータ(Mehta)医師は腫瘍だと判断した。
その腫瘍が男の横隔膜と肺を圧迫して呼吸困難を引き起こしているとして、緊急手術を行った。

バガットさんの腹部を切開して腫瘍の位置を探っている時、数リットルもあろうかという液体(体液)が溢れ出した。
そしてその後にメータ医師は恐ろしいと言わざるを得ない光景を目にした。
「私は彼の腹部の中にある『何か』と握手してしまった」
メータ医師は他の医師を手術室へ呼び手術を続行した。

バガットさんの胃は半分が奇形していた。
その奇形した胃からは手と足が生え、指には爪までも存在していた。
最終的にバガットさんの腹部からは、四肢、生殖器、髪の毛、顎等が非常に発達した状態で摘出された。

バガットさんは妊娠していたのではなく、腹部には双子の兄弟になるはずの胎児が寄生していた。
そしてバガットさんと同じ年月をかけて彼の体内で育ち続けていたのだった…。


アネコメ:
見た目は超メタボリックメン!
このケースは多分fetus-in-fetuですかね。
日本語では胎児内胎児というらしいです。
呼んで字のごとく胎児の中に胎児がいる状態です。
双子が何らかの原因で一人の胚が壊れてもう一人の方に結合してしまうそうです。
しかしここまで長期間成長していった例はごく稀(100例以下?)。
2006年03月頃にはfetus-in-fetuで非常に珍しいケースが報告されています。
一人の胎児に二人の胎児が結合していたそうです。
三つ子として産まれてくるはずが、四ヶ月過ぎて内二人の胚が壊れて、残りの一人に結合してしまったという。
つまり四ヶ月までは生きていたわけですね…。

話は変わりますが…。
動物園なんかで『双子のパンダが誕生〜』とか書かれていたりします。
元来自然界でパンダは双子が生まれてきた場合、母親はどちらかしか育てない(育てられない)そうです。
なので自然界では双子がない、つまりDNAの数と個体数が常に一致します。
もちろん超例外的に双子を育てる場合があったら別ですが、まずありえませんし、
人工飼育されている動物園では、残された片方は人間の手で育てられるから双子で成長するわけですが。
大変厳しい現実ですね…(話が変わりすぎて、まったくつながってない罠)。

男が妊娠!?

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モルジェロンズ病
モルジェロンズ病

モルジェロンズ病…。
皮膚の下を寄生虫が這いずり回る。
そういった奇妙な症状を訴える患者たちが増加している。
しかし多くの医師はその症状を病気の存在を認めておらず、問題になっているという。
この病気は患者らの間で、モルジェロンズ病(Morgellons Disease)と呼ばれている。
多くはアメリカでテキサス、フロリダ、カリフォルニアなどにおいて患者が確認されているという。
モルジェロンズ病が初めて記録されたのは今から約300年前。
しかし現在までその存在は謎のままであり、何ら医師による治療も行われていないのである。

現在おそらく同地域ではただ一人、この病気の調査を続けている人物がいる。
実地看護婦であるジンジャー=セブリー氏だ。
ジンジャー氏は患者が主張するように、何か小さな生物が体内に生息している可能性を認めている。
ちょうど何か傷を作ってそこに軽い感染を起こしているような症状だという。
その傷口を顕微鏡で見ると、そこに白と黒の小さな繊維が見えるという。
自分の目で見なければ信じられないと思う。
問題なのは患者がそこまで苦しんでいるように見えないので、
医師がこれらの病気を真摯に捉えず、きちんと診察しないということなのだ。

現在多くの医療専門家は、モルジェロンス病が実際に存在するものであるとは考えていないのである。
ヒューストンU.T.健康科学センターのアデライド=ヘバート氏曰く、
我々の知る科学的な事実に基づいたものであれば、本当の病気として認めることができる。
しかしそうでない限り、彼女の調査結果を信用することはできない。
アデライド氏によれば、モルジェロンス病は単に患者の妄想として存在するという。

それは寄生虫妄想症(Delusional Parasitosis)、またはエクボム症候群という。
その症状はコカインやアンフェタミンといったドラッグの過剰摂取によって引き起こされる。
特にコカインの場合には通称『コカインバグス(コカイン虫)』と呼ばれる症状が発生する。
その症状とはまさにモルジェロンス病と同じで、
患者の皮膚下に寄生虫がはい回っているという妄想を引き起こすものである。
他には高熱、アルコール中毒者がアルコールを止めた際にも発生することがある。
そして実際に虫を幻視するものもおり、またこれら症状の患者、
特にコカインバグスは身体をかきむしることが多くい。
その為に身体にひっかき傷を作り、出血する場合もある。


アネコメ:
コカインバグスだ、と決め付けるのは軽率です。
実際エイズなどは元々サルに起こる病気でした。
ジンジャー氏のように調査をする人が増えると良いですね。
【私的格言】
無知は罪なり。
疑うことをしないのは怠慢だ。
by L.C.30

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魚臭症候群
魚臭症候群

魚臭症候群をご存知だろうか。
体臭が『腐った魚のような臭い』になるという奇病だ。
またはトリメチルアミン尿症(trimethylaMinuria)。
体からトリメチルアミン(trimethylamine)という化学物質が分泌されることで発生する。

その奇病に苦しむ人々が集まる魚臭症候群財団(TMAU Foundation)と呼ばれる組織が存在する。
TMAUとはtrimethylaMinuria(トリメチルアミン尿症)を短縮したもの。
魚臭症候群自体は『Fish Malodor Syndrome』とも呼ばれる。

米フィラデルフィアはモネル化学研究所のジョージ=プレティ博士。
これまで全世界に約600例ほどしか報告のない、この奇病の専門家である。
プレティ博士によればこの症状は先天的な遺伝病だという。
酵素の不完全な代謝によって発生するTMAと呼ばれる物質が体内に蓄積されることで、
『死んだ魚の臭い』が引き起こされるという。
TMAは揮発性の化学物質で、それは主に肺を通じて外に出てくる。
汗や唾と混ざり合い、体の至る部位から分泌される。
そのためにこの症状を持つ人々体臭が出てくる。
原因となるTMAの蓄積は、卵や豆、牛乳、チーズ、パン、そして魚と、
あらゆる食物によって生じる可能性があるという。
摂取する食物の組み合わせによって患者の体臭は変化する。

臭いの悩みは自己存在にかかわる悩みであり社会性の障害をもたらす。
本人にとっては重大な問題だ。
これにより自殺を考えるまでに追い込まれた人もいる。


アネコメ:
少しでも多くの人に知ってもらいたい。
そのきっかけになればいいなぁ、と思います
世界中に我々の知らないことはたくさんあります。
【私的格言】
無知は罪なり。
疑うことをしないのは怠慢だ。
by L.C.30

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